校長通信

電気自動車大会の結果

令和5年12月16日(土)、前橋工業高等学校で工業部会主催の電気自動車大会が開催されました。競技内容は、あらかじめ決まられたモーターやバッテリーを使用し、走行距離を競うものであります。大会のエントリー数は総計24台でした。本校は4台がエントリーしましたが、見事、本校の4台が1位から4位まで上位を独占してくれました。また大会7連覇達成であります。おめでとうございます。これも日々の努力の賜ですね。今後もこの経験を生かし、何事にもチャレンジし、新たな目標を目指し、頑張ってくれることを期待しています。

 

 

修学旅行に参加して

12月6日(水)~9日(土)までの3泊4日で沖縄に修学旅行で行ってきました。天候にも恵まれ、生徒たちも楽しい日々を過ごしてくれたと思います。出発当日は、朝5時30分に学校を出発し、沖縄には昼の12時30分頃に到着しました。初日は平和学習がメインでひめゆり平和祈念資料館にて、平和講話を聞き、戦争の悲惨と平和の尊さを学習しました。その後は那覇に行き、楽しみにしていた国際通り散策をしました。初日のホテルでは、なかなか眠れないのか私の隣の部屋では、生徒のひそひそ話が夜遅くまで聞こえていました。二日目はクラス別バス研修で各コースを楽しんでいました。私が同行したクラスは、旧海軍司令壕、かりゆし水族館や万座毛に行きました。三日目は、終日班別タクシー研修です。美ら海水族館をチェックポイントとして、生徒たちが各で決めたコースを散策していました。最終日はフライトの時間も遅いため、中城と首里城の見学に行きました。首里城も4年前の焼失から工事が徐々に進められて、その復元作業が見学コースになっており、少々驚きました。予定では、3年後の2026年頃が完成予定のようです。その後14時の飛行機に乗り、沖縄を後にし無事帰ってきました。

沖縄はリゾート地のイメージが強いですが、78年前の戦争では約12万人の人が犠牲になった地でもあります。今回の修学旅行では、当たり前に行ってきたのではなく、当たり前のことが如何にありがたく、幸せなことか、また平和の有り難さについて、改めて理解してくれた旅行であったと願います。

  

 

 

テクノフェア2023への出場

令和5年12月4日、群馬県総合教育センターにてテクノフェア2023(群馬県高等学校工業系生徒研究発表大会)が開催されました。

本校では、電気情報科の生徒がテーマ「ノッ君スマッシュ」と題して、バドミントンノックマシンの製作発表を行いました。内容は簡単に言うとバトミントンのシャトルが自動的に連射されるマシンです。機構的にはマイコンでモーターの回転速度を制御し、シャトルを連続的に繰り出すものです。製作における様々な工夫や苦労がよく分かるとてもよい発表でした。

もう一つが「タイ王国海外研修に参加して」と題して、今夏、海外研修に参加した電子機械科3年 金子渓太朗の発表でした。タイ王国で体験した経験を基に堂々と発表していました。印象的な言葉として、「日常の当たり前は、当たり前ではない」と言うことでした。彼の人間的な成長がうかがえた機会でありました。

やっぱり何事も行動し、経験することが大切ですね。「Take Action」

 

とんぼ玉のプレゼント

 過日、生徒から「校長先生、授業でつくったとんぼ玉です。どうぞ!」と言ってとんぼ玉のキーホルダーをもらいました。工業は授業で様々な実験や実習を行いながら、ものづくり製作をしています。どうやらとんぼ玉も簡単につくれるようです。

概略、とんぼ玉は、何色かのガラス棒をバナーで溶かして、ステンレス棒に巻き付けて乾燥させるだけで完成できるようです。ただ実際は、そこで様々な工夫が用いられるようです。

今後も授業の中で、技術を磨き、魂を磨き、人間的に成長して欲しいと思います。

もらったとんぼ玉、大切に使います。