1 校訓、教育目標
(1) 校訓
人間性、実力、健康
(2) 教育目標
科学技術創造立国日本を支える健康な体と豊かな心を持った工業人の育成。
2 学校経営方針
(1) 安心安全な学校
いじめに素早く対応し安全教育を推進させ、危機管理の充実した教育活動
(2) 信頼ある学校
全職員の共通理解と協力に基づく信頼と活気のある教育活動
(3) 創意工夫のある学校
社会の変化や生徒の多様性に対応した創意工夫に満ちた教育活動
(4) 開かれた学校
広報活動が充実した、家庭・地域と連携した開かれた教育活動
3 本年度の基本方針
今年で創立64周年を迎え、今後も地域の産業界を担う人材の育成を期待されている伝統校である。
生徒の実態を踏まえ、私たち教師集団がなすべきことは何かという視点から、次の事項に重点的に取り組む。
(1) 分かる授業を工夫し、基礎・基本の定着を図る。(学習指導)
生徒の学力向上は授業が基本である。教員一人一人が生徒の主体的・対話的で深い学びを重視した授業改善に努め、学校全体で授業の質を高め、学力の向上を図る。本校の使命は技術者を育てることであり、そのためにはものづくりの楽しさを実感させる必要がある。私たち教育者には、それらを身につけさせる工夫と努力を惜しまない使命と責任がある。
(2) 計画的な進路指導を行い、早期に進路目標を明確にさせ、進路実現に向けて自発的に努力できるように支援する。(進路指導)
進路指導部と各学年・工業科が連携して、3年間を見通した計画的、段階的な進路指導を行い、自己実現を目指す自発的な姿勢を身につけさせる。
生徒の適性を見極め、その可能性と潜在能力を引き出し、生徒の進路志望の実現に向けて最大限の支援を行う。
(3) 社会人として通用するマナーやルールを身につけさせる。(生徒指導)
確かな学力を身につける基盤は、望ましい生活習慣の確立である。教育活動のあらゆる場面をとらえて、きめ細かい生活指導に努める。生徒が社会の一員として受け入れられ、常識と品位を持ち、着実に社会生活を送れるよう人間性や社会性を養う。特に、挨拶と情報モラルの指導に重点をおく。
(4) 本校にプライドを持ち、生徒が楽しく生き生きと活動する学校づくりを目指す。(教育活動全体)
生徒が本校に対する愛校心を持ち、プライドを持って仲間同士で互いを思いやることができる学校を目指す。生徒及び職員が心身ともに健康で、明るく元気で活動し「チーム太工」として、学校が組織として機能するように、協働できる人間関係づくりに努める。また、人権意識を高め、いじめ、不登校の未然防止・早期発見・早期対応を図る。生徒の自尊心を大切にし、主体的に活動させることで意欲を育て、人間性を高める。
(5) 積極的に地域貢献を行い、信頼される学校づくりを行う。(学校経営)
多くの生徒が地元企業に就職し、地域の担い手として期待されている。今後も拡大的にその期待に応えていく責務を負っている。そのためには地域から信頼される学校づくりに努める。また、生徒が地域のために活動することを通して、自信とやる気を高めていく。
「太工に入ってよかった」「太工に行かせてよかった」「太工で教えてよかった」と思える学校にしたい。
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